DXとは何か、
デジタルトランスフォーメーション の略として有名になったキーワードだと思います。
最近DXに関与されている経営者の方々と議論したのが、結局言葉は有名になっていますが、内容がまだ伴っていないのではないかという点です。
近年有名になってかなり一般化したRPAと呼ばれるツールの導入がDXと言えるのかどうかは怪しいという議論にもなりました。
個人的な意見としては、RPAは使い方次第ではDXと呼んでも良いですが、少し間違えるとシステムの複雑さを増すだけに終わるので短期的には良いですが、少し長い目でみたらリスクがあるのではないかと考えておりますと説明すると、結構皆さんその通りという反応を頂きました。
それではDXと言えるテーマは何になるかという点ですが、こちら、これが答えというのがある訳ではないという前提で、極論を考えてみると
クラウドの活用ではないかという議論になりました、クラウドを使うことで、これまでできなかったことが実現していく可能性があり、DXの中心にはクラウド化があるのではないかという議論をさせて頂きました。
クラウドという巨大なインフラの上にこれまでのシステムを構築することで、これまででは実現できないようなデータを活用したビジネスが可能となるということになります。
日本国内のビジネスモデルにおいて、データを活用して事業を進めている企業はまだ多いとは言えず、これから真のクラウド化の流れ、その先にあるAIなどの活用の時代がやってくるのかもしれないと議論の結論としてまとまりました。
DXとはクラウド化であり、その的にある本格的なデータ活用ということになるということは1つの仮説として私も正しいのではないかと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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