Web 3.0がどの程度盛り上がってきているのか感覚的な話を本日は書きたいと思います。
メタバースのブームのおかげて少し、セットで議論されることもあり有名になってきておりますWeb 3.0ですがどこまで認知されているかはまだまだなのかなと考えておりますが、最近はいくつか検討したいので少し提案してほしいという話が増えて参りました。
なので、もしかしたら改めて注目されてきているのではないかと考えております。
それでも、あまり大きな盛り上がりにはまだ遠いと思います。
よく指摘される、エンドユーザーのメリットを説明できないというテーマについては現時点でも何度か指摘を受けており、この声も強いのだと考えております。
(個人情報の価値を個人に還元するというコンセプトに対して、GAFAのサービスがあまりに便利なので、その価値を感じてくれる人々がどれほどいるのか不明であるという指摘をよく受けております)
ソサエティ5.0について考えたことから、現在色々と申請して取得した特許群を検討してきました。(気が付けば、Web 3.0・メタバースを前提にした特許を6件の取得に関与しました)
デジ田などの構想で、国が推奨していることを実現するとしたら気が付けばWeb 3.0が自動的に必要になるという仮説を立てております。
各個人の個人情報の管理を各個人にして頂くというコンセプトになりますが、厳密には各個人も管理していない、中央政府も管理していないという状態が理想と思いますので、そのような形に持っていかないと、大量データを活用した各個人にとり意味のあるインテリジェンス(情報)を提供するのは無理と考えております。
つまり、自律分散型の管理モデルが理想ということになりますので、この考え方はWeb 3.0で目指しているDAO=Decentralized Autonomous Organization (=自律分散型の組織)ということになります。
デジ田が盛り上がる、ソサエエティ5.0が注目される、結果としてWeb 3.0(DAO)が注目されるという因果律が成立すると想定しており、
結果として、Web 3.0は盛り上がっていくのかもしれないと考えております。
最近、いくつかチャンスを頂いておりますので啓蒙活動を頑張りたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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