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Hideki Fujii

金融サービスの本来の姿

本来の金融サービスを考えるとWeb3.0的な考え方になるのではないかという議論をさせて頂く機会がありました。



メリットがわからないとよく議論になるWeb3.0ですが、顧客の視点で考えてみるのが改めて重要で、金融サービスのあるべき姿を考えてみると、自ずとWeb 3.0で提唱されているようなサービスの選択プロセスになるのではないかという仮説を今後検証していきたいという内容になります。


個人の情報を個人が保有&選択して情報を提供して、満足度の高い金融サービスを選択できるように支援するモデルを目指すべきで、保険、証券、不動産、その他の金融商品を可能な限り納得して選択してもらうには、


1)各個人のデータを活用できる仕組み(安心して)

2)各個人のデータより各個人をサポートするAIを育成して

3)最も最適な専門家と相談していく仕組み


が必要であり、このような仕組みを提供するという考え方自体が、Web 3.0となると定義するべきだという具体的な議論をさせて頂いております。


金融サービスは各種法令に従って提供される必要があることを考慮すると、Web2.0の世界の考慮(所謂、法令遵守)も必要となりますので、


Web 3.0+Web 2.0= Web 5.0と今後検討していく金融サービスモデルを呼ぶべきかという議論をしております。


Web 5.0とは、真に顧客志向のビジネスモデルと考えることができて、利用者から見たら金融サービスのあるべき姿であり、サービスを提供する企業からすれば、これまでにない質の高い見込み客を得ることができる変わりに事業モデル自体をWeb 5.0に適用していく必要があるということになります。


Web 5.0のあるべき姿を研究すると同時に、具体的なガイドライン(認定)をするような活動をしてみようと今回、議論させていただいた方々とは盛り上がっております。


顧客志向とはWeb 5.0であると言えるのか研究&実証できるか議論を深めていきたいと思います。


改めて、すごい周囲の方々に感謝です。



藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

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