資産運用業界の専門家にアドバイスを頂く機会があり、現在、データ活用のプロジェクトの課題および、今後トライしてみたいことを議論してみました。
資産運用の世界では、オルタナティブデータ(伝統的ではないデータ集団)の活用というテーマは既に議論の対象として結構盛り上がっているそうです。
風が吹けば桶谷が儲かるというようなイメージにオルタナティブデータの活用は近い部分があると理解しており、つまりなかなか科学的に行う方法があるのか興味深いということを思っており、まだあまり活用されていないのかと思いましたが、世界的にはそれなりに、研究が進められて色々なモデルが登場しているそうです。
よく活用されるデータは位置情報、POS情報、ニュース情報ということになるそうです。
確かに企業の業績に直接もしくは間接的に影響ありそうだと思うデータは多数あり、本格的な利用をする上で問題となるハードル(こちら個人情報、著作権の問題、専門的な人材の不足)があり有効性とのトレードオフで取り入れていくことが本格的に国内でも議論されているそうです。
資産運用業界での活用だけかとオルタナティブデータに関しては、思いましたが、考えてみると、あらゆる企業においてデータ活用の必要性については現在検討されており、
通常の事業に当てはめると、
企業の業績に直接影響があるとわかっているデータ以外に、これまでは想定していないデータを活用して事業戦略を考えて、事業の中に取り込むことができたらこれまでにないビジネスモデルとなる可能性があります。
資産運用業界におけるアイデアはいわゆる一般的な事業会社にも提供できると改めて納得をさせて頂いてます。
研究してみるべきテーマだと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者 CEO
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