色々な商品にはマーケティングや営業リソースのコストが加算されています。
一般消費者は感覚的には理解しているこの事実を数字で考えてみたいと思います。
例えば、カツラですが、ある詳しい方に伺ってみたところ、実際に販売されている値段に対して原価は10%程度になるそうです。そう言われてみると生命保険もいろいろといつも問題にされますが、商品自体が高額になること、営業リソースにお金がかかることから、結構マージンが載っているなと思います。
商品の特性上、営業マンが必要な商品というのは、当たり前ですが、営業リソースを使うためのコストが加算されています。
このコストを無くすあるいは、極限まで減らす方法があるとしたら、私のアイデアである個人情報を各個人に管理して貰い、広告宣伝費も各個人に還元するというモデルがひとつの答えになるかと思います。正確な情報をもつ個人に正確な営業ができるようになりますので、情報が非対称であることで生じていたコストを極限まで減らすことが可能になる可能性が充分にあります。
単純にコストを削減するだけであれば、社会の発展はありませんので、浮いたコストで社会を発展させるための投資に回せるような仕組みが上手く作れないものかと考えを巡らせている次第です。
藤井秀樹
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役
パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社
パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者
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