中国の古典が好きでよく勉強していますが、「論語」について書かれた内容から1つ気になる言葉を取り上げてみたいと思います。
「君子は器ならず」
この言葉は、ずばり経営者にもあてはまるのかなと思います。
つまり経営者はなんでも吸収する大きな存在を目指すべきであり、また言い換えれば既成の型にはまらない姿が経営者だという理解もできます。
デジタルの時代に必要な考え方だとも言えるかなと思っています。
つまり、「デジタルは器ならず」
ということがデジタル活用の奥義なのかなとも考えています。
君子になるためにはどうすれば良いかという問いに対し、私のこの時点での理解は一言で
「知行合一」
です。(私が好きでいつも経営理念に使う言葉ですが…)
もっとわかりやすく言えば、自ら学んで実行してみようということになると考えています。
経営コンサルティング業界の理想も
「コンサルタントは器ならず」
だと思います。
1人のコンサルタントが全てに対応することは無理でも、学んで色々な人々(専門家)を有効活用できるようにあたかも君子のようにあるべきだと思います。
私も改めて、皆さんも学んで実行あるべきだと考えています。
そうすることで、「君子」にそして、また「器ならず」を体現できるのだと確信しております。
藤井秀樹
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役
パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社
パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者
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