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Hideki Fujii

メタバースソウル

少し古い記事ですが、韓国ソウル市がメタバースを活用した5ヵ年計画をアナウンスされています。(2022年夏頃の記事です)



自治体にメタバースの活用を提案する活動をしておりますが、まさにベンチマークになるような内容だと思いました。


メタバースを活用した経済圏の確立、教育への活用、観光資源のPR及び、デジタルツインの技術も活用して防災対策やその他エコシステムの確立を目指すという内容です。


いわゆる、スマートシティと呼ばれるテーマにメタバース(デジタルツイン)を積極的に取り入れていく内容としてアナウンスされており、今後ベンチマークをしていくべき内容になると思います。


行政サービスをメタバースで提供するという取り組みについてもアナウンスされており、企業も今後、メタバースで働く時代が来ると言われていますが、その内容を先取りすることになるかと思います。AIの技術やロボット技術、VR技術など多様な技術要素を組みわせて実現されていくテーマとして解説されており、先行的に投資をすることで韓国ソウル市として先行事例を構築することになるそうです。


経済、教育、観光に関して、今回開発されていくメタバースにスタートアップを呼び込み、経済圏自体の成立を目指していくという構想であり、AIベースの公務員が他社とコラボレーションして新しい行政サービスを産み出していくことも期待しているそうです。


メタバースは何に使えるかわからないテーマであるのも事実であり、韓国ソウル市のような事例が今後成功するのかどうか、個人的にはメタバースの活用方法としては正しいと想定しており、いつ、メタバースで人々が働き、コラボして、新しいことを産み出すようになるのか、時間の問題(つまり、今回のタイミングだと早すぎるが、将来は実現している)なのかと考えております。


今後もどのような進捗があるのか、メタバースソウルには注目していきたいと思います。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

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