少し、デジタルについて連続して取り上げることになり恐縮ながら、日本で少し話題となっておりますデジタル庁について考えてみたいと思います。
2025年の壁(=システムの老朽化の課題)を解決するには、デジタル庁の活躍が必要であると聞いておりますが、結論から言えば、日本の現在の文化からから考えると難しいだろうと予測しております。
行政のデジタル化の鍵を握るのは、デジタル庁が一番重視していると理解しておりますがマイナンバーカードのようなデジタルID制度の普及が鍵を握ります。
私としては、デジタル庁の困難な挑戦に微力ながら協力できたらと考えております。なお、その組織の中に入ってもうまくいくとは思えませんので、私は完全に後方あるいは、側面支援という形で頑張りたいと考えております。
私にできることがあるとすれば現在の日本の文化への挑戦と、マイナンバーカードの普及に協力することだと考えております。
NFTなどの新しい技術が現在、ブロックチェーン業界で登場しておりますが、マイナンバーカードの普及とNFTを組み合わせたら良いのではないかと考えております。
DAOの実現、これはつまりスマートコントラクトの社会実装となりますが、現在すでにDefiの登場により急速にその可能性がでてきております。
マイナンバーカードは一種のKYCの方法であると考えており、本人確認の手段としてNFTトークンのKYCに活用できると想定しております。デジタル空間あるいは実際の世界でもNFTトークン化されたIDにより色々なユースケースをスマートコントラクトで実装していくことが、2025年の壁を乗り越える有力な対策となると考えております。
デジタル庁の成功に貢献すること=DAOの実現(厳密にはスマートコントラクトの社会実装)と考えており、私としては微力ながらデジタル庁の活動を支援できるアイデアを考えて実行していきたいと考えている次第です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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