新しいIPOの方法として、報道されていたのが、
ソーシャルIPOという方法です。
株式公開する場合に、単なる収益性だけでなく、社会にインパクトをいかに与えるかを評価、つまり監査して上場するというやり方になるそうです。
社会をいかに良くしていく会社かを評価して上場するというアプローチとなることで、日本ではまだ事例が少ないそうですが、USでは既にかなり制度化されているそうです。
ソーシャルIPOとは、社会の課題を定義して、
その課題にどう取り組むかを整理して、提案するというやり方で、その課題定義と実際の会社の在り方を監査して、上場するということになるようです。
投資家に対する種類株として、ブロックチェーン業界ではステーキングと呼ばれる、トークンを長く持つと追加でトークンが付与されるアプローチも導入されるそうで、長期で保有する投資家には追加で株式が付与されるというのもソーシャルIPOの手法として紹介されていました。
社会の大きな流れとして、これまでの利益追求型から、よりよい社会をみんなで創造していくというのはこれからの主流となる、(もしくはなって欲しい)と考えております。
まだまだ黎明期だそうですが、日本でもソーシャルIPOの考え方が広がってくれると良いと報道を見て思いました。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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